オプジーボが第4の治療法に

オプジーボが第4の治療法に

昨年8月21日、胸膜中皮腫のセカンドラインの治療法として、厚生労働省は小野薬品工業株式会社のオプジーボ(ニボルマブ)を承認しました。それを受けて現在、中皮腫患者のオプジーボの治療が増えています。

一昨年、厚生労働省がオプジーボを胸膜中皮腫のオーファンドラッグとして認めたため、同年12月23日に小野薬品工業が厚生労働省に対して承認申請書を提出、それを受けて『中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会』は『日本肺癌学会』、『日本肺がん患者連絡会』との連名で、昨年1月10日厚生労働省に対し早期承認申請書を提出しました。そして約9か月の審査を経て無事承認されました。

これまで中皮腫において、手術・化学療法(抗がん剤)・放射線治療と3つの治療法しかなかったのですが、第4の治療法ともいえる免疫療法(オプジーボ)が患者への治療法の選択肢として増えました。しかしながらこのオプジーボの奏効率も約30%と言われています。
抗がん剤のような投薬後から出る胸のむかつきや吐き気、便秘などは少ないですが、オプジーボは投薬直後のインヒュージョン・リアクションという発熱などの反応や間質性肺炎や一型糖尿病、甲状腺の低下や大腸炎など多岐に渡る稀に起こる副作用があるとされています。今後オプジーボ投薬を考えている患者さまは十分に主治医やご家族と相談し判断されることをお勧めいたします。

なお、このサイトに既にオプジーボ治療を始めている患者さまの体験記もいくつか掲載していますので、参考程度にお読みください。

オプジーボ体験記