原発性肺がんと石綿(アスベスト)に関するアンケート協力のお願い(日本肺癌学会)

 私たち中皮腫サポートキャラバン隊は日本肺がん患者連絡会と共同して、日本肺癌学会の約7,500人の会員向けに、原発性肺がんと石綿(アスベスト)に関するアンケート協力のお願いを致しました。

https://www.haigan.gr.jp/modules/important/index.php?content_id=127

 私たちの問題意識として石綿被害者である肺がん患者が、まだまだ掘り起こされておらず、多くの肺がん患者が補償救済に繋がっていない事を憂いています。

 肺がんの原因は様々あるため、特に喫煙習慣があれば、それが原因とされ、石綿が原因である肺がんが多々見過ごされているのではと危惧しています。

 しかしながら肺がんと、喫煙習慣および石綿暴露との関係は、両者が相乗的に作用し、肺がん発症リスクが高まるという関係にあり、石綿が原因の肺がん患者は中皮腫患者の2〜6倍いると推定されています。

 実際には、肺がんで労災認定または石綿健康被害救済を受けた件数よりも、中皮腫で認定された件数のほうが多いのが実情です。

 認定が進まない大きな理由の一つは、患者自身やご家族、また医療者の石綿が原因で発症する肺がんについての認識が不十分ではないかと考えています。

 そこで、日本肺癌学会の学会員の皆さまに向けた原発性肺がんと石綿に関するアンケート調査を実施し、これらの結果を検討し、今後の啓発を考え、石綿肺がんの認識向上につながればと考えております。

 ご協力いただいたアンケート結果を集計分析し、日本肺がん患者連絡会と共同しながら、今後の肺がん患者のアスベスト被害の掘り起しにむけて進めていく所存です。

腹膜・心膜・精巣鞘膜中皮腫におけるニボルマブ(オプジーボ)使用についての署名のお願い

胸膜中皮腫のセカンドラインの治療薬として、昨年、ニボルマブ(オプジーボ)が保険適用薬として使用されるようになりました。
一方、胸膜中皮腫以外の腹膜等の中皮腫(腹膜、心膜、精巣鞘膜)の患者は非該当とされたままです。
腹膜等の中皮腫患者は、胸膜中皮腫に準じる治療を受けています。
私達は、腹膜等の中皮腫患者にも胸膜中皮腫と同様の治療の選択肢を一日も早く認めて頂きたいと願っています。
この切実な思いを以下の要望にまとめ、政府、薬品会社、医療者の皆さんに届けたいと思います。
できるだけ多くの中皮腫患者の方々にこの要望に加わって頂きますようお願いいたします。同時に、患者家族をはじめ、多くの皆さんにご賛同の署名を頂きますようお願いいたします。
2019年6月7日
中皮腫サポートキャラバン隊
共同代表 栗田英司・右田孝雄